円徳院
えんとくいん
桃山時代の代表的な庭園の1つと言われる圓徳院の北庭は国の名勝に指定されています。元々は伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したもので当時の原型をほぼ、そのまま残していると言われます。賢庭作で後に小堀遠州が手を加えた池泉回遊式で、枯山水の庭です。庭石個々も大変見事です。

桧垣の手水鉢は宝塔の笠を利用し、笠石をyこにしてその面を凹字形に切り取り手水鉢としたもので、笠石は室町時代の作と言われています。
長い間 都のあった京都には素晴らしい庭園がいくつも残っています。庭は好みがありますが豪壮な桃山時代の庭園の中でもやはり、圓徳院の庭園は素晴らしいと思います。この庭の原点となるのは東北部で枯滝石組を構成し、築山を中心に左右に多数の石組を二等辺三角形にまとめて数群 展開させ、蓬莱石などを作っています。池泉にかかる数個の橋は見事な巨石をあてています。その大きな石の形の見事さは見るものを魅了させます。豪壮さがある西本願寺や醍醐寺の庭園は(写真撮影が禁止)立派過ぎ巨石に少し抵抗がありますがここの庭は石1つ1つも圧迫感がなく、優雅で豪華に感じます。庭園の多い京都、名園と言われる庭園は確かに素晴らしいでしょうが、個々、それなりの見方をしてもよいのではないでしょうか。ここでは石1つ1つを見ても選び抜かれていると感じます。見る角度を変えると又、違った表情があります。季節や天候、その日の気分によっても違って見えます。個人的に好みの庭が幾つかありますが雨上がりの庭はいつ見ても素晴らしいです。
茶室の手前には桧垣の手水鉢があります。 三面大黒天尊天は秀吉の念持仏で珍しい尊像だそうです。お堂は京都御苑から移築されました。 歌仙堂
圓徳院 京都市東山区高台寺下河原町530 電話075-525-0101
◎アクセス 市バス 東山安井下車徒歩5分 高台寺との共通拝観券があります。
公式URL http://www.kodaiji.com/entoku-in/index.shtml

画像上にマウスポインターを置くとガイドがでます。