本願寺 書院
ほんがんじ しょいん

本願寺書院は国宝で大変素晴らしいです。年1、2回短時間公開時には一目散で出かけます。書院東側の庭は虎渓の庭と言われ、中国廬山の麓を流れる虎渓を模した枯山水の庭で庭石が選び抜かれ豪壮です。御影堂の屋根を廬山に見立て、庭の手前は書院の廊下で書庫内を模して描かれた天井画が個性的です。庭も書院も伏見城の遺構とか。国宝の唐門はじめ、トータルバランスが非常によく、これら文化遺産は特出しています。


書院の屋根の一部、南側から見ました。
南側から入った廊下。天井に書物をかじる鼠よけに猫が描かれています。
天井の書物は巻物や和綴じの本、硯ほかが見られます。猫見つかりました?
板戸の上の天井までが高く、どこも美しい絵画が描かれています。
虎渓の庭を右手に見ながら天井の絵(書物)を見上げて進むと白書院です。白書院は黒書院対面所の裏にあり、賓客を接待した部屋です。一の間、ニの間、三の間とあり、北東の一の間は上段下段に分かれ、壁や襖に中国の故事が描かれています。三の間は孔雀の間とも言われ、孔雀と雀が描かれ、畳を外すと能舞台になります。その向かい、北側には北能舞台があり、日本最古の能舞台と言われます。白書院と能舞台の間に敷き詰められた小さな庭石が楕円形でとても素敵です。この日は拝観者が殆ど居なくて殆どの人がシャッターを切っていましたが途中で拝観者が沢山見え、「撮影禁止」とご注意。白書院の次は西側に面して雀の間、雁の間、菊の間です。雁の間には月が描かれ、菊の間から見ると欄間の雁が月の前を飛んでいるように見えます。南側には黒書院があり、対面所は203畳の大広間で上下段の境の欄間には雲中飛翔の鴻が彫刻されています。上段左奥の赤い紐のついた襖、中央の違い棚、右側奥はもっと凄い・・。見る者は暫し、目をこらして拝観します。下段左右の障壁画は狩野派の渡辺了慶筆。鉱物絵の具が使かわれ、金、銀、緑(銅)、赤(珊瑚)、白(水晶)色が今も鮮やかです。好天気で最高の拝観に感謝。
白書院一の間 北能舞台 白書院ニの間と三の間。
本願寺 〒600-8538京都市下京区堀川花屋町下る 電話 075-371-5181fax 075-371-7601
◎アクセス 京都駅より市バス 西本願寺下車 京都駅より徒歩でおよそ12分
◎公式ホームページ http://www.hongwanji.or.jp/

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