北向山不動院
きたむきざんふどういん
北向山不動院は天台宗の単立寺院で北向不動と呼ばれています。鳥羽上皇の勅願で大治5年(1130)に鳥羽離宮内に創建されたのが起源です。本堂の不動明王(重要文化財)を王城鎮護の為に北向安置したので天皇から北向不動院という名を賜りました。

北向不動院は応仁の乱の戦火に遭いましたが朝廷の庇護で復興され、現在の本堂は江戸時代1712年東山天皇の旧殿を下賜、移築されました。
境内の鐘楼はニ品済深親王(にほんざいしんしんのう)の銘があり、梵鐘は元禄7年(1694)名士名越浄味により鋳造されました。幕末から明治にかけ名士の方から高額寄付があったことなど説明を受けました。
境内の洗心水は名水とか。境内には幾つかの石像の不動明王像があり、独特の感じがします。形のよい六地蔵もあり、庶民に親しまれています。
安楽寿院や城南宮へ行く途にあり、大きな道標が建っていますが、道路から朱色の山門がよく目につきます。
毎月確か16日に本堂内部で不動明王を直接お参りできるそうです。
北向不動院 京都市伏見区竹田内畑町
◎アクセス 京都駅より地鉄、近鉄竹田駅下車 徒歩10分
・近くには城南宮、鳥羽離宮跡関連地や安楽寿院など徒歩で散策できる所があります。