円成寺 岩戸妙見宮
えんじょうじ いわとみょうけんぐう

平安京の王城鎮護の為に四方には妙見があり、特に北山霊厳寺の妙見は北方鎮護の妙見として崇められていました。寛永7年(1630)圓成院日任上人により、霊厳寺の妙見大菩薩を一条家の懇情により、法華勧請で再興された日蓮宗の寺 清雲山 円成寺です。明治の廃仏毀釈で荒廃した寺院境内を明治21年に地元有志と信徒により、第16世進明院日解上人の代に普請修理されました。


圓成寺 妙見宮の山門
厳門の瀧には霊水があり、霊厳の下には名瀧があり、開山の時聖水を導き、岩戸妙見宮を再興しました。今も入瀧修行者がいるそうです。
圓成寺の本堂は昭和18年竣工されました。本堂は長らく岩戸妙見宮が主殿で本堂は庫裏を兼ねていました。
いろいろの社寺の起源を知る時、「霊夢で感じ・・」という 、インスピレーション的な説明がよくあります。圓成寺の起源も開山 圓成院日任上人が読経三昧の時に巌門玄武神現出の霊夢を見られ、この地を「岩戸妙見宮」 霊場として開山されました。岩戸妙見宮は毎月1と15日の縁日には石像丈六の妙見大菩薩が開扉されます。圓成寺の裏山600uは巖門と呼ばれる霊厳で平安京の北山霊厳寺の岩門で元愛宕山の旧跡で霊地でした。ここに霊水の厳戸の瀧が導かれました。長い間本堂は岩戸妙見宮を主殿とし、庫裏が本堂を兼ねていました。本堂には三宝尊と四菩薩の本尊と宗祖日蓮上人像が祀られています。独特の香りのする境内はゆったりとしていて、秋は楓の紅葉が大変美しいです。光悦寺の前にあり、ほっとする紅葉名所です。
秋山自雲霊神(しゅうざんじうんれいじん)は痔の神様。江戸時代の岡田孫左衛門の法号が「秋山自雲」、痔を病んだ後、流行神(はやり神)となりました。 圓成寺 岩戸妙見宮の社殿の奥には丈六の石造の妙見大菩薩が祀られています。
大黒尊天と三門近くに祀られていた加藤清正公を祀った大国殿は福禄寿と庶民の守護神として広く信仰されているそうです。 常富殿(つねとみでん)は日蓮宗圓成寺 岩戸妙見宮の地主神。ここはかって愛宕神社の旧地でもありました。商売繁盛、家業繁盛を祈願する人が多いそうです。 山門を入ると右側に手水舎と絵馬舎があります。
圓成寺 岩戸妙見宮 京都市北区鷹峰町24 電話 075-491-1496
◎アクセス 北大路から市バス北1、四条大宮から6 源光庵下車3分
他社寺と違い拝観料は提示されていませんが志納のこと。

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